陶芸のお話

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唐津焼とは其の四 桃山後期から江戸前期にかけて

桃山後期から江戸前期にかけての唐津焼の発展は美濃陶芸と同じく侘茶の盛行にともなって刺激された国産陶芸に対する需要の高まりが、その量産に拍車をかけた結果によると思われます。その機運をもたらしたのが文禄・...
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唐津焼とは其の参 唐津諸窯から

唐津諸窯から出土した陶片を見ると岸岳の飯洞甕や帆柱窯、またはその系統の作品が最も古格を示しており、いったいに作振りも素朴です。ところが、文禄・慶長役を境に朝鮮から多くの陶工が渡来し、在来の陶工達ととも...
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唐津焼とは其の弐 岸岳の諸窯

岸岳の飯洞甕下窯が十六世紀の末に終わっていたらしいことを、昭和四十六年に行われた島根大学浅海教授の熱残留磁気測定が示していますが、それは岸岳城主波多氏の滅亡とも時期がほぼ合致していますので、おそらく疑...
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唐津焼とは其の壱 生い立ち

いわゆる唐津焼を焼いた窯は佐賀県の東松浦郡・伊万里市・武雄市・有田町・佐世保市などに現在わかっている限りでも百基以上残っています。それらのなかで最も古い窯と考えられているのは唐津市の岸岳(鬼子岳)山麓...
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唐津焼〆とは

唐津焼での焼〆とは、備前・信楽・丹波などの焼〆は長時間(数日間)窯を焚き続け、多くの投げ入れた薪の灰が器物に降り注ぎ、素地との融合で釉化し自然釉となるのと比べ、古唐津ではかまどや囲炉裏などの残った灰を...
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鉄の役割

画像では、陶石の塊(岩石)を知人の薪窯で焼成して貰ったもので、燃料である焚き木にたまたま釘が刺さっていたようで薪と一緒に窯の中へ、陶石の上で燃えたようです。その釘は鉄だったようで陶石の中に溶け食い込ん...
メディア

茶入 仕覆 紐掛け 中身有る無しを結び方で解る

中身がないときの結び方。中身が入っているときの結び方。
最新情報

木箱の紐掛け

茶道の抹茶茶碗や作家の作品が入っている箱に紐が掛かっている紐の結び方です。木箱の紐掛けもやり方はそれぞれあると思いますが、此方でやっています方法を表した画像です。また、此方の説明では木箱に紐を通し結ん...
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叩き技法(たたき)とは

叩き技法(たたき)とは、日本での古くは縄文式土器時代より始まった土を使った物つくりは、現代でも脈々と続いております。細く紐状にした土を積み重ねていき形を成形し、その表面を紐で編んだ縄状の物を転がしなが...
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皮鯨 かわくじら とは

皮鯨(かわくじら)とは昔、唐津の地方でよく食していた鯨の身と黒くなった皮の部分が皮鯨といい、器の口の部分に黒く塗ったのが似ているため、そこから出た呼び名です。本来の意は、茶碗や食器の口の部分を丈夫にす...
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絵唐津 えからつ とは

絵唐津(えからつ)とは唐津焼のうち鉄絵のあるものをいいます。胎土は鉄分の多い砂土で、灰釉が施され、鉄砂による草花文様や橋の上人物など瀟洒な絵のものが多く、茶碗・皿・鉢・火入など種類も多いです。絵唐津菊...
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斑唐津 まだらからつ とは

斑唐津(まだらからつ)とはこれは釉薬の分類の名称で、稲科の植物で珪酸分の多い草や藁(わら)等燃やして灰を作り、それを主成分とした釉薬(白釉とも言う)が、元々白く焼き上がるのだが高温度で土と熔け合い透明...