中国景徳鎮においてもっぱら外国に売るためにつくられた器で、その貿易に当だったのは広東人が多いようです。様式はさまざまで決まりの型はないようです。これには滑洋器と泥洋器があります。前者は滑石を用いてつくったもので価は高く、後者は普通製であります。(『景徳鎮陶録』)