高さ6.4cm 口径12.0cm 高台径4.4cm これもまた黄瀬戸天目の代表作であります。当時茶会記などに「黄天目」と書かれているものには、この手のものが含まれていたであろうが、しかし黄天目といわれているものの多くは、中国で焼かれたものもあります。素地はかなり緻密な土味で、失透性の黄物が厚くかかっています。