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鶴田 純久の章 お話

口が広く底の深い形をした窯器の総称。
大小があり、古くは祭器や葬具として重要なものでありました。
酒を杯に注ぐ瓶には瓶子・徳利・酒瓶などの語があります。
古くはこれらもすべて「かめ」と呼んです。
日常用器としては、現在ガラス器・磁邸鉄器・コンクリートなどの発達のため使用範囲は次第にせばめられましたが、なお飲食物の貯蔵、薬品・染料などの容器として使珀され、特に未開人の間においては、穀物の貯蔵にあたり虫害・鼠害を防ぐために今なお賞用されています。
甕は朝鮮音ではオングと発音し、訓読すればトク。

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