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鶴田 純久の章 お話

轆轤上で大きなものを成形する時は、これを乾燥場に運ぶ際変形しやすくその取り扱いが困難であります。
そこであらかじめ轆轤上に土で固定した小板の上で成形し、板と共に乾燥場へ運ぶのが普通であります。
この小板をカメ板といいます。
正四角形の板の四隅を切り落として裏に二本の桟を付けたものが普通で、カメ板の称呼はその形が亀に似ているからであるでしょう。
近年は円形のカメ板が現れてマル板と呼ばれることがあります。

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