釉が厚くまるでかさぶたの落ち始めのように表面に凹凸があるものです。 庖疸釉の白いものは貴重なものですが、これは清朝雍正(1722-35)以前にだけあります。 咽脂水あるいは黄色の庖疸釉は乾隆(1736I九五)以後の製作で劣品とされています。 (『匋雅』『飲流斎説甕』)