中国陶磁にある小児九人が遊戯している図柄のものをいいます。わが国でいう唐児遊びの図に当たります。小児五人を描いたものを五子、八人描いたものを八子、十六人描いたものを十六子、百人描いたものを百子といいます。いずれも明代に始まり百子は道光年間(1821-50)のものに多いようです。(『飲流斎説甕』)