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鶴田 純久の章 お話

月刊雑誌。
日本民芸協会発刊。
1931年(昭和六)1月第一号発行。
柳宗悦の民芸運動を中心に、富本憲吉・河井寛次郎・浜田庄司・水谷良一・石丸重治らが協力しました。
すなわち手工芸を尊重し、協団組織を礼賛し、資本主義機械生産は正しい美を見失い、器の美に破綻を生ずるのは社会に破綻がきたのであるようで、美を殺す組織はついに世を殺すことを悟らねばなりませんと、いわゆる下手物の健康美と実用性とを説き、熟練より生ずる自由と自然の作風を偲び、このような工芸こそ正しい民衆の生産工芸であると強調しました。
この雑誌によって民芸の運動は大きく発展したのであります。

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