Bowl on foot with design of chrysanthemums and sankirai plant,
enamelled ware
Mouth diameter 29.3cm
高さ10.2cm 口径29.3cm 高台径18.2cm
口部を十六弁の輪花形にし、立ち上がりのやや浅い器部に大きく高い台をつけています。見込には菊と山帰来の文様を赤、黄、紺青、緑、紫の五彩を見事に配色して優雅にあらわしています。十六割りしたまわりには紫、紺青、黄、緑の配色を繰りかえして縁文様にしていますが、その色調の濃度が深いため、見込の文様がいちだんと映えています。裏面には古九谷独特の花唐草を紫と紺青の上絵であらわし、高台には緑釉をかけています。高台内に白い釉薬をかけ残した部分があり、磁土の膚を見せています。