坂新兵衛 さかしんべえ

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

長門国(山口県)萩焼の陶工。開祖高麗左衛門の第八世。土斎と号した。1796年(寛政八)生まれ。1826年(文政九)に藩主毛利侯より大阪へ上るように命じられ、さらに京都にも召し出されてその製陶の技を有栖川宮の台覧に供した。その時の土がなかったため京都の土でつくったものが現在残っている。なお『本朝陶器攷証』にみえている萩焼に関する回答書は、この人の案文である。(『日本陶瓷史』)

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