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鶴田 純久の章 お話

朝鮮の窯場において、成坏した器を載せ並べて運般並びに乾燥させる板。普通は赤松材で厚さ一六、七ミリ、幅一一、二センチ、長さ一・八メートル位のものを用いる。原音チャンパン。わが国でいう棚板である。肥前有田でこれをトンパンというのは朝鮮語の転訛である。京都や尾張・美濃(愛知・岐阜県)地方は「さんいた」と呼んでいる。(『朝鮮陶磁名考』『陶磁文明の本質』)

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