和館窯 わかんよう

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

朝鮮釜山窯の別称。※ふざんよう朝鮮語で瓦器のこと。朝鮮で出土した古い瓦器類のすべては、高句麗・百済・新羅の三国鼎立時代より新羅の統一時代を経て高麗時代にかけてのものが多く、素焼の灰色または赤色を帯びたものを主とするが、まれにその瓦胎に黄・緑の軟釉のあるものがある。四百七十余年間の高麗時代、五百十九年間の李朝を経過した現代なお朝鮮では日用の雑窯器として盛んに焼成している。(『朝鮮陶磁名考』加藤灌覚)

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