須恵器 台付環状提瓶

須恵器 台付環状提瓶
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鶴田 純久の章 お話
須恵器 台付環状提瓶
須恵器 台付環状提瓶

Sue ware: footed ring-shaped hanging vase. Excavated at Tokeburo, Kawauchi-machi, Hiroshima. 6th century. Height 23.1cm.Hiroshima.University of
広島県東広島市河内町解風呂出土
6世紀
高さ23.1cm 口径7.2cm 胴径17.0cm 底径7.5cm
広島大学考古学研究室
 台脚を有する珍しい環状提瓶です。環状提瓶は確実なものは広島県下で発見されているのみで、鳥形瓶などとともに、同地方の特殊品かと考えられます。表裏半面ずつつくって接合したもので、両面に沈線と櫛描波状文を、側面に櫛歯文を施しています。肩の耳は方形の扁平なものです。焼き上がりは良好で、灰青色を呈します。

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