Kameyama ware: jar. Excavaed at Takaidani Kawaguchi, Fukuwatashi-machi, Okayama. 13th century. Height 37.8cm. Tokyo National Museum.
岡山県久米郡福渡町大字川口字高井谷出土
13世紀
高さ37.8cm 口径27.6cm 胴径39.8cm 底径17.5cm
東京国立博物館
くの字形に外反する短い口頸部と球形の胴、さらに器面に押された斜め一方向の細かい条線状叩文。一見、土師器の甕ともみえるこのような諸特徴がなにに由来するか、亀山焼の性格を探る上に必要なことであろう。粗質の陶土を用い、紐土巻き上げ成形で、焼成はあまりよくありません。叩き締めが弱いためか、内外面の剝離が著しいです。
日常の雑器を主製品とする亀山焼の特色を最もよく示す資料です。