如心斎宗左造茶杓 じょしんさいそうさ 共筒 銘初雪 如心斎北野三十本の内

如心斎宗左造茶杓
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鶴田 純久の章 お話
如心斎宗左造茶杓
如心斎宗左造茶杓

白竹の樋が浅く、強く撓めて櫂先が長い。
節は高いが直腰で、横の姿は節が厚くみえる。
筒は白さび竹の上下を削り込んだ草筒に、面取りして「(印) 初雪 左(花押)」と書付。
如心斎は表千家七世。
覚々斎の子、宗友と称す。
裏千家一燈の兄にあたり、兄弟協力して大徳寺無学和尚と相談『碧巌録』の「七事随身」の語に基づき七事式作法を制定、表千家茶法の中興者として同流末で重んぜられている。
寛延四年八月没、四十六歳。
【付属物】 内箱―桐桟蓋、書付如心斎宗左筆 「北野三十之内」、裏に「左」外箱—書付了々斋宗左筆「如心北野三十茶杓之文亅 添状——如心斋宗左筆
【寸法】茶杓―長さ18.5 筒長さ20.5

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