青磁三つ人形蓋置 せいじみつにんぎょうふたおき

青磁三つ人形蓋置
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鶴田 純久の章 お話
青磁三つ人形蓋置
青磁三つ人形蓋置

古銅三つ人形蓋置にその意匠をとったもので、七官青磁のかなり透明な釉薬のかかった胎土のみえる美しい蓋置である。
わずかではあるが、衣文などが厚い釉薬の下に透けてみえる。
土型によって人形をつくり、三人を後ろ向きに手をつなぎ合わせたものである。
後世の写しものには、三つ人形のうち一人の唐子の髪の結い方が異なったり、羽織の紐が解かれていたりしているものが多く、これを手前にして使用することになっている。
唐子は古来、吉祥文様の一つとして喜ばれてきた。
火舎・五徳・三つ葉・一閑人・蟹蓋置とともに七種蓋置に加えられている。
【寸法】高さ:4.8 径4.9

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