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閑翁宗拙 茶杓 共筒 詩銘

閑翁宗拙 茶杓 共筒 詩銘
閑翁宗拙 茶杓 共筒 詩銘

略伝
壺天・宗雪ともいう。宗旦長男なれど、家を出て鷹ヶ峰なる野間玄琢方に寄宿し、本阿弥光悦に寵せらる。これがため宗旦は光悦と不和となったが、後和解す。
承応元年(1652)、あるいは二年五月六日没。墓は西賀茂正伝院瑞泉庵に在り。

茶杓
筒と共にごま竹で、形は千家風であるが、杓裏に刀痕をのこしている。


ごま竹で、「印 風生竹夜窓間臥 月明松時台上行拙」

付属物
内箱 白木 同蓋裏 書付 随流斋宗左筆
「宗拙茶杓筒共 風生竹 窓間臥月明松時台上行(花押)」
中箱 杉 白木 同蓋裏 書付 竺叟宗乾筆
「宗拙茶杓筒二風生竹ノ詩アリ 良休箱書付 宗乾(花押)」
外箱 白木 同蓋裏 書付 認得斎宗室筆

寸法
茶杓
長サ17.8cm
幅0.45―1.0cm
厚サ0.2cm

長サ20.2cm
径1.9cm

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