金継ぎを受け賜っています。お気軽にお問い合わせ下さい。

金森宗和 尺八 蛇目

金森宗和 尺八 蛇目
金森宗和 尺八 蛇目

付属物 箱 桐白木 書付
寸法
高さ:29.4cm 口径:7.9~12.2cm 胴径:10.1~12.0cm 底径:9.9~10.3cm

 これは石州の「逆竹蛇目」と兄たりがたく、弟たりがたい二つの花入のうちの一である。「逆竹蛇目」は、この宗和と石州以外に他に見かけぬ花入である。
 どういう因縁か、この二つの花入は神戸の某家に独占され、われら茶によばれて、この作行きから推して一は石州なり、二は宗和なりといい当てた会心無上の花入である。
 片桐石州は武人大名であるから、「尺八蛇目」の豪放な趣味は受け入れられるが、いくら大名といっても、金森宗和は「姫宗和」とよばれるほど堂上有職趣味を茶にとりあげた人物で、こんな豪放趣味があろうとは夢にも思わなかった。想うに石州といい、宗和といい、遠くさかのぼれば、千道安から来た茶系であった。父利休は息子の道安の茶風を見て「大仏尊前で茶を点じる者道安以外に見当らず」と嘆賞したほどだから、よほど豪傑だったに違いない。この道安の末流に石州.宗和二人の傑物が出て、この名作を創り出したとは、いずれが先かあと知らぬが奥深い話題である。

箱 桐白木 書付
花入 宗和(花押)

タイトルとURLをコピーしました