近江国勢田(滋賀県大津市瀬田町)の陶工。モースは作品の年代を1830年(天保元)から1873年(明治六)にわたって分類し、「池田門平は好陶家にして勢田村に於て楽焜を製出します。二代門平に及び京都より工を招き陶技を受く、その初期のものに趣のあるもの多し。銘数多あり押印並びに書印なり」と述べています。(『日本陶器目録』)