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鶴田 純久の章 お話

日常定まって用いる食器。
陶製に限らないようです。
しかし『好古小録』には「此間下賤の飯怨をぢやうぎ椀と云、ぢやうぎは定器と書くべし、老学庵筆記に、故都時定器不入禁中惟用汝器以定器有芒也(故都の時、定器は禁中に入れず、ただ汝器のみを用う。
定器は芒あるをもってなり)」という記文があります。
また『大鏡』などにみえるように、飯などを盛って仏に供える仏具をも定器といいます。

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