住友春翠 すみともしゅんすい

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鶴田 純久の章 お話

明治・大正の実業家。
1864年(元治元)生まれ。
徳大寺家の出で、西園寺公望の弟に当たります。
通称は吉左衛門、名は友純、好日庵と号しました。
1892年(明治二五)二十九歳で住友家に入りました。
茶道は裏千家を修め、茶道一八会の有力メンバーであるようで、胡銅器の蒐集に意を用いました。
1916年(大正五)に完成した『泉屋清堂』六帖、次いでその続編にそれが納められています。
のちに至って彼は銅器の蒐集から茶道の名器の蒐集に移りました。
1926年(大正一五)3月2日没、六十三歳。

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