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狩野自得 かのうじとく

備前国(岡山県)池田侯のお抱え絵師狩野三徳の子。
西川祐信と称しました。
1671年(寛文一一)生まれ。
俗称を祐助といいその後右京と改め、自得斎または文華堂と号しました。
画法を狩野永納および土佐光信に学びついに一流を開いました。
1715年(正徳五)製作の色絵備前(後楽園焼)三十六歌仙像には、父三徳と共に彩色したと伝えられます。
(『日本陶甕史』)

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