大阪南郊住吉(住吉区)の土偶。明和年間(1764-72)北尾安兵衛が山城国伏見(京都市伏見区)で人形の製作を習得し、住吉に来て住吉土偶を創始しました。業統を相伝して今日に及びます。多くは7.8cmの極めて小形なのを特徴とし、15cmを越えるものはまれであります。(『日本郷土玩具』)