陶浜焼 とうひんやき

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鶴田 純久の章 お話

讃岐国(香川県)高松城下に移って赤松光信の孫陶浜が父祖の業を継いで焼いた陶器。
陶浜は名を虞、字は農夫、陶浜はその号(石水・読書堂とも号した)で、通称房崎屋猪太郎。
父右橘の業を継いだがその頃は藩の保護も絶え陶業は盛んではなかりました。
陶浜の子喜平も陶浜と号し、のち屋島の土を用いて八島焼をつくり、1868年(明治元)五十九歳で没しました。
その子清一もまた陶浜と号して業を継いでします。
(『本朝陶器孜証』『讃岐陶磁器史稿』)

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