佐賀県武雄市西川登町庭木に散在する古窯址。窯ノ谷窯・土井木原窯・梅ノ木原窯・粗頭崎窯の四つに分かれ、明暦・万治(1655-61)頃小田志山窯より分派して次第に開窯されたものと伝えられます。製品は水飯胴・壺・大鉢・徳利などで刷毛目・櫛目などに緑色・飴色の釉を施しています。(金原京一)