井上延べ年 いのうええんねん

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鶴田 純久の章 お話

京都の陶工。
1842年(天保一三)10月尾張国(愛知県)瀬戸に生まれました。
本名園七、代々製陶業。
1887年(明治二〇)頃京都陶器会社に招かれたが一、二年で会社の事業が中止になり、その後清水坂下の市橋邸内で製作しました。
茶器類が主であるがまた中国名器の模造が巧みでありました。
1900年(明治三三)東京高等工業学校(現東京工業大学)窯業科に模範職工として招かれ、翌年辞めて京都に帰りました。
1914年(大正三)8月没、七十三歳。
三代松風嘉定は長男。
(『日本窯業大観』)

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