書名。
十六巻、中国明代の谷応泰の撰。
泰は字を寧宇といい、蜀王府の長史を勤めました。
この書は一巻は碑刻、二巻は書、三巻は画、四巻は銅器、五巻は窯器が記されています。
天啓年間(一六二II七)の著と思われます。
五巻の窯器の記事は『陶説』その他に多く引用されていますが、大抵は、それまでにあった諸本から引いてつなぎ合わせたものであります。
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