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鶴田 純久の章 お話

碗の下部に把柄があるものです。
※こうそくわんぱん(堵)薩摩焼を分けて白物と黒物に区別していますが、その黒物、特に苗代川焼の黒釉の原料で、これに土灰を加えるのみで黒釉になります。
この播のこがれというのは鉄分の一層多いもので、柿釉や天目釉に用いています。
ぱん(盤)物を盛る器。
大盤と小盤があります。
『陶説』陶冶図説に「盤・怨・鐘・楳等の器は大なるものは一尺より二三尺に及び、小なるものは一尺以下を主とす」とあります。
大小ともに円形・八角形・六角形・正方形・蓮弁形・菊花形・胡蘆形・馬蹄形などのものがあります。
用途によって果盤・花盤の別があります。

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