一間窯 ひとまがま

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

単独窯(単室窯)のこと。
すなわち登窯のいく間も連なっている連房式に対して単房の窯のこと。
納富介次郎が1877年(明治一〇)、ワグネルが1882年(同一五)にそれぞれ先駆的に築造したが成功せず、1899年(同三二)名古屋の松村八次郎が欧米を視察してこの改良に着手、1902年(同三五)両口石炭(平地式単独)窯の新案に成功しました。
瀬戸陶器学校(黒田正憲校長)が成功したのもその頃であります。

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