瓶子窯 へいじがま

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鶴田 純久の章 お話

愛知県の古窯。
初代藤四郎が中国宋より帰った時瓶子窯で唐物を焼いたと伝えられます。
その窯跡は現在の瀬戸市字郷の勘定の森付近といいますが、あるいは今日椿窯と呼ぶ窯跡(瀬戸市馬ヶ城町にある)がこの瓶子窯に当たるのではないかという説もあります。
なお隣地赤津町にも瓶子窯というものがありこの窯が初代藤四郎の窯であるといいます。
ただし伝説によると平次という名の者の焼いた窯跡といわれています。
出土品によって考察するとこの窯は慶長(1596-1615)頃の古窯と考えられます。

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