岩月捨吉 いわつきすてきち

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

陶画工。
近江国(滋賀県)彦根の人で、1857年(安政四)藩窯湖東焼の御抱え稽古人となり、幹山伝七から陶画を学んです。
廃窯後伝七と共に京都に移りその工場に入って絵付に従事。
その作品は非常に優雅で、特に御所物と称し有職模様が巧みで、宮内省御用品中染め付け模様は主として岩吉が描いたといわれます。
幹山の会社の廃止後は陶磁器の貿易に従事し、のちに小売店を始めました。
1918年(大正七)8月21日没、七十四歳。
(『湖東焼之研究』)

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