連続窯 れんぞくがま

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

連続的に焼成される窯で移動火床式・固定火床式の別があります。
前者は大きい矩形または細長い楕円形をして連続する各窯室を火床が移動周廻しつつ焼成するもので、イギリス・ドイツなどの諸国に見られますが、わが国では耐火煉瓦の焼成に使用されている例があるだけであります。
後者は常に燃焼は一定の場所で行われ器物の方が静かに移動して焼成を完了する様式で、普通これをトンネル窯といいます。
最近わが国でも多量生産様式による工場ではこのトンネル窯が一般化されてきました。

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