1864年(元治元)10月に京都に生まれました。父祖より陶業を受け五条坂に住み、初代清風与平に師事しました。もっぱら美術品の制作に従事し、1885年(明治一八)頃から輸出貿易に着眼、欧米各国に販路を広めました。辰砂釉とマット釉に定評があり、また陶器に竹巻きを応用することを案出しました。