永喜山 えいきざん お話marusankakusikaku X Facebook はてブ LINE Pinterest コピー 2011.05.102023.05.31 但馬国(兵庫県)出石焼の一派。幕末の武m喜平(大黒屋)は染め付けの名手でありましたが、その作品に自分の持ち山の名をとり永喜山の銘を入れました。一書によれば、喜平は1830年(天保元)出石谷山宇椋谷(豊岡市出石町谷山)で伊左屋忠治の開いた窯を譲り受けたとあります。1873年(明治六)七十三歳で没し、その子喜平治が業を継いで1897年(同三〇)頃まで従業していたといわれます。(『日本近世窯業史』『日本陶甕史』)