鸚哥緑 おうかりょく お話marusankakusikaku X Facebook はてブ LINE Pinterest コピー 2011.05.122023.06.03 字義は鸚哥(インコ)の緑でありますが、そう呼ばれる実物はまったく鸚哥に似ておらず、かすかに浅藍色に近いです。名を訂正して翠羽と名付けるべきであるでしょう。しかし濃艶を比べるとこれまた真の翠羽には及ばないようです。あるいは哥緑と同じ、すなわち中国清朝雍正(1723-35)の頃に竜泉窯の青磁を模造したものであるともいわれます。(『飼雅』『飲流斎説甕』)