小野元立坊 おのげんりゅうぼう

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鶴田 純久の章 お話

薩摩焼の一派元立院焼の開祖。
もと真言宗の行者。
帖佐焼の中絶を嘆き友人楠田吉左衛門と共に帖佐焼の旧地に元立院という窯場を起こしました。
1661年(寛文元)肥前皿山の陶工であった北村伝左衛門を伴って帰り、試陶して上好の品を得ました。
1793年(寛政五)には焼物頭取役となり一層業に力を注いでいます。
1699年(元禄一二)没、六十九歳。
(『府県陶器沿革陶工伝統誌』『薩摩焼総鑑』)※げんりゅういんやき

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