小野原焼 おのばらやき

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鶴田 純久の章 お話

丹波国多紀郡今田村小野原(兵庫県篠山市)の古窯。
天正(1573-92)から寛永(1624-44)の頃まで工人吉蔵が焼いた茶入を一般に古丹波といいます。
薄づくりで形が大変よいです。
またこれより以前に焼かれた壺類は非常に古いので精細でないが器用なもので、まったくの古丹波であります。
寛文年間(1661-73)に同郡立杭(今田町)に窯を移しました。
(『観古図説』『日本陶器目録』)

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