伊賀沓茶碗 銘捨石 082

伊賀沓茶碗 銘捨石 082

高さ9.0cm 口径14.1×15.7cm 高台径6.5~7.1cm
 厚手の沓形茶碗で、伊賀焼の沓形の茶碗や鉢はほとんど同様な形式に作られています。□部に段をつけ、高台を低く削り出し、ロ部から胴の半面にビードロ釉がたっぶりとかかり、半面赤く焼き締まった膚に長石粒があらわれています。また、この手の茶碗はロ部に平らに箆目をめぐらせているのが特色であり、見込も広く、そこに箆目をつけています。この種の沓形茶碗のなかではもっとも優れたものの一つであります。箱の蓋裏に「伊賀焼茶碗捨石ト号左(花押)」と表千家八世啼啄斎が書付しています。江戸時代初期の作でしょう。

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About the author : Yoshihisa Tsuruta

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