高さ17.0cm 口径7.2cm 底径9.2cm 一重口で、口部から胴裾にかけて緩やかなふくらみを持ち、底は平らであります。灰はかからず、上膚はほのぼのとした赤みにやわらかく焼き締まっています。背面に欽をつけて掛花入としていますが、はたして花入として作られたものか否かは判然としません。この種の作品としては古いものではないかと思われる。
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