高さ10.7cm 口径14.5cm 底径11.9cm
素直に立ち上がった口部を僅かに捻り返して玉縁風にし、左右に大きな耳をつけ、胴の上部に筋目をつけています。灰釉が薄くかかり、一部は焦げ膚になっています。このような作振りのものを俗に釘鉢とよんでいたらしいが、どのような意味なのであろうか。これも桃山から江戸時代初期にかけての作でしょう。
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