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鶴田 純久の章 お話
丹波薬研
丹波薬研

高さ9.9cm 口径12.9×37.1cm 二脚
東京国立博物館
 厚手の舟形の薬研で、底にしっかりとした脚をつけています。全面に赤ドベを塗り、側面には灰が降りかかっています。平らな口部に段をつけ、先端を切り込んで注□にしています。実際に薬研として用いられたらしく、見込に研いだ跡が残っています。ドベを塗っているので釜屋時代の作と推定されるが、おそらく江戸時代初期の作でしょう。

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