花崗岩 かこうがん

marusankakusikaku
Picture of 鶴田 純久の章 お話
鶴田 純久の章 お話

俗に御影石といいます。
第三紀以前の岩層中に存し、正長石・石英・雲母が共に結晶したもので、副成分として灰曹長石の混在するものがあります。
質が堅く、光沢が強く、風雨寒暑に久しく耐えます。
しかし長年月ののちには長石は粘土となり、他は砂となります。
長石と共に粘土の母岩として窯業上注目され、有名な蛙目上は母岩の付近に分解生成され、木節土はさらに流れてやや遠地に沈降生成されたものです。
わが国のいたる所に産します。

前に戻る
Facebook
Twitter
Email