一書に八左衛門とあります。牝小路叉左衛門(一に源七)と共に肥後国(熊本県)小代焼の創始者と伝えられます。もと豊前(福岡・大分県)の士で細川侯の移封に随って肥後に移り、三斎から小代山の麓に土地一町五反(一・五ヘクタ一ル)を賜って窯を開いました。(『日本近世窯業史』)※しょうだいやき