源内焼 げんないやき

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鶴田 純久の章 お話

讃岐国志度(香川県大川郡志度町)の陶器。
舜民焼ともいいます。
平賀源内が宝暦年間(1751-64)長崎から伝えた交趾焼の陶法によって始めたもので、作品は主に弟子の脇田(堺屋)源吾(舜民)や五番屋伊助(赤松松山)が源内の指導によってつくったものでありますが、特に源吾の手に成るものが多く「志度舜民」「舜民」「民」などの印銘があります。
世界図1日本図の地図や、西洋風の斬新な意匠が特色でありますが、これは源内の案に出たものと思われます。
陶土は主に付近の富田村(大川町)の土を用いました。

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