こおろぎを飼う盆。1426-三五 中国明代宣徳年間こおろぎを飼い勝負を賭けることが流行し、その盆もまた精巧を競い、金彩を施すなどこれに大金を投ずることを惜しまなかりました。当時は蘇州の陸・鄭の二氏のような名工が出て、中でも鄭氏の娘の大秀・小秀は最もその妙を賞賛されました。(『匋雅』)