色絵 龍鳳 唐花文 皿 元禄十二年銘

色絵 龍鳳 唐花文 皿 元禄十二年銘
Picture of 鶴田 純久の章 お話
鶴田 純久の章 お話

Dish with dragon, phoenix and karahana flower design, enamelled ware
Mark of 1699
高さ2.6cm 口径21.6cm 高台径12.0cm
 この作品は図22~25などと同じく 「元禄銘」 をもつ、従来渋右衛門手と称されていました作品の代表的なものであります。元禄頃に渋右衛門なります人物が実在したか否かは判然としませんが、元禄期の柿右衛門窯作品でありましたのではありませんかと推定されています。この種の元禄銘の皿としては他に例を見ない器形のもので、口部を八弁の輪花にし、二方に龍鳳を描き、間に唐花文を配した文様は、古伊万里金襴手調であります。

元禄十二年は1699年

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