Large dish with design of two birds on camellia branch, enamelled ware
Mouth diameter 33.5cm
高さ7.8cm 口径33.5cm 底径18.2cm
色絵山水文大皿とほぼと同様の器形で、文様の配置もほとんど同様であります。
見込に描かれました文様は、左右に枝をひろげた椿の樹に二羽の尾長鳥が宿っています図で、古九谷様式独特の強い色調にあらわされています。
十八個の丸文をめぐらし、内に青海波、紗綾形、斜線文、捻花文などを色絵で、また染付のみで捻花と松、草花、芭蕉、間道文などをあらわしています。裏面は色絵山水文大皿と同様で、いいますまでもなく同時期に焼造されたものであります。