Picture of 鶴田 純久の章 お話
鶴田 純久の章 お話

窯ぐれ(窯場の職人)の間で用いられる隠語。うまいということ。「今夜はオケザーリだ」などとい職人が主家に隠れて他家の夜業を手伝い、特別の労賃を得るというような場合をいいます。明治三十年代の初めに鉄道の開通によって瀬戸地方に初めて桶詰のさんまが出回りましたが、このさんまをさよりと間違えてサーリと訛りました。桶詰のさんまの味は特別であったことからこの隠語が生まれました。

前に戻る
Facebook
Twitter
Email