Picture of 鶴田 純久の章 お話
鶴田 純久の章 お話

名物。金華山茶入、真如堂手。銘は『新続古今集』前大僧正隆弁の歌「立帰り又こそ見つれ鏡山つれなき老のかけをうつして」による。真如堂手としては時代が古くまたやや異形に属し、作行は非常古瀬戸の風趣があるが、釉質はまさしく真如堂に酷似した茶入である。万治(1658~61)以前から大阪鴻池家に伝来。(『大正名器鑑』)

前に戻る
Facebook
Twitter
Email