磐城国双葉郡大堀村(福島県双葉郡浪江町大堀)相馬焼の陶家。初代は半谷休閑より伝を受け、元禄年間(1688~1704)に創業した。1788年(天明八)近藤陶吉郎はその製器の出来がよいことによって七人扶持を給されたが、尊景はその孫で1865年(慶応元)白掛土瓶をつくった。(『写本日本陶エ伝』)